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ゲームをやめない子を怒るママの本当の気持ち 欠ける君物語② - あきらめないカウンセリング

ゲームをやめない子を怒るママの本当の気持ち 欠ける君物語②

 

この物語は、子供に私のような人生を送って欲しくないという,

どこにでもいる普通のママと欠ける君の物語です。

欠ける君ママは、お店のスタンプカードをためるのが大好きです。

 

今一番頑張って集めているのが、ケーキ屋さんのスタンプカードと

ドラッグストアのスタンプカードです。

 

ケーキ屋さんのスタンプカードを集めると好きなケーキを一つもらえて、

ドラッグストアのスタンプを集めると500円の金券がもらえます。

 

節約上手な欠ける君ママは、頑張ってスタンプカードを集めています音符

 

なかなかゲームを辞めない欠ける君をどうにかしなきゃと思っている時に

はなさき はなの子育て講演会のチラシをみて

話しを聞きにいきました。

 

そこでスタンプカードの法則という不思議な話しをきいたのです・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春日市社会福祉協議会の講演をアレンジして書いています。

 

人は、心の中に【スタンプカード】を持っています。

 

そして自分が言いたいことや思っている事、我慢した回数を無意識にスタンプにおしています。

 

例えば欠ける君が、なかなかゲームを辞めない時、ママは、その都度ガマンします。

 

そうすると特製ママのスタンプをひそかに取り出して、

ゲームを辞めないスタンプカードにママスタンプを押していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

欠ける君ママは、なるべく優しいママでいたいので、

イライラしてもなるべく怒らないように我慢をします。

 

我慢した分、スタンプがドンドンたまっていきます。

 

1つ目のスタンプを押した瞬間スタンプを無性にためたくなります。

 

その為、欠ける君を《観察・監視》し始めます。

 

無意識なのでママはもちろん自分がそんなことをやっているなんて気づいていません。

 

「ほら、またゲームをいつまでもやっているわね」とスタンプを押します。

 

でも欠ける君には言わずに我慢します。

 

スタンプを押し始めると欠ける君の事を《偏見》で見始めます。

 

さあ!ママの頭の中は、グルグル思考がスタートしますカチンコスタート

 


 

 

 

 

 

 

 

 

『欠けるは、絶対ゲームをやめないのよ』むかっ

『欠けるは、好きな事しかやらない』ドンッ

『欠けるは、なんでもやめられない、ガマンできない子供なのよ』むかっ

『欠けるは、ゲームを辞めれないで、いつか昼夜逆転した生活になるんだわ』ドンッ

『そして朝起きれなくて、学校に遅刻しだして』むかっ

『学校にいきたくなくなって、、、学校を休むようになって』ドンッ

 

『きっと不登校になって、就職もせず』むかっ

『家に引きこもるのよ』ドンッ

 

 

もう一つのパターンは、

『欠けるは、きっと自分の好きな事だけして、

辛いことからは、逃げる大人になるのよ』むかっ

 

『欠けるは、つらいことから逃げるので、勉強もしなくなるわ。

そして成績も悪くなって、いい学校にいけなくて』むかっ

 

『就職してもつらいことがあったらすぐ逃げて仕事が続かなくなるんだわ』むかっ

『そして何回も転職してそして家にひきこもるのよ』むかっ

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

欠ける君ママの頭は、グルグル思考をはじめたら妄想が止まらなくなります。

 

最後のしめは、家に引きこもるがこのところの定番の思考になっています。

 

うわあーどうしよう汗

 

このグルグル思考をはじめた時点で、《事実がゆがみはじめるのです》空想と現実を混ぜはじめます。汗

 

欠ける君を見ては、どうせ・・・・

やっぱり・・・・と欠ける君の行動を観察して

悪い所、欠けてるところを無意識に探しだし

ほら・・・やっぱり

と執着し始めます。

 

スタンプがたまっていくとイライラしたり、

むっとした態度でママの態度でわかるだろうと威圧的なオーラをかもし出します。

 

そしてこれでも効果がない時には、かける君が、声をかけても気づかないふりをして無視したりします。

 

ママの言うことを聞かないんだから、無視されて当然でしょうとママも親にされたやり方をそのままやります。

 

ところで、スタンプカードには、景品がつきものです。

心のスタンプカードも最後の一つが押された瞬間に景品を頂けます。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

その景品は、欠ける君がビックリするくらいの声でママが怒る景品です。

 

ママの頭の中は、

《私は、あれだけガマンしたんだから、

怒ってあたりまえでしょうーーーびっくりマークびっくりマークびっくりマーク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怒りムキー怒り怒り怒り怒りムキー怒り怒り怒りムキー怒り怒り怒りムキー怒りムキー怒り怒り怒り怒りムキー怒り怒り怒りムキー怒り怒り怒りムキー

 

キレだしたら少々の事では、ママはとまりません汗

過去にためたスタンプも一気に放出されていきます。

 

そういえば、あんた朝も起きないよね怒り

 

お風呂もなかなか入らんし怒り

 

あそこに置きっぱなしのジュースのペットボトルもゴミ箱に捨てとらん怒り

 

そういえば、この間のテストめちゃくちゃ悪かったやん怒り

 

もうちょっと色々な事をちゃんとしなさい

 

どこどこの○○君は、勉強もできるし、あいさつもきちんとするし。。。。

 

もうとまりません。。。。滝汗

 

 

ママにとっては、今まで大事にスタンプをためたんだから

報酬頂いて当然でしょう!なのですが、

 

欠ける君からすると、ママがなぜこれだけの事をいっぺんに怒りだすのかわかりませんポカン

ぽかんです???


 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん欠ける君は、

ママが、怖すぎてその理由を聞くこともできないので、

恐ろしいことに

同じ過ちを再び繰り返すのですやばい…

 

欠ける君ママは、密かにパパのスタンプカードもためています音符

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜママは、密かにスタンプをためるという行動をとるのでしょうか?

 

欠ける君ママが、ブチ切れる本当の理由は、

ママ自身も頭(顕在意識)では、わかっていません。

 

その為、怒った後もなぜだか、スカッとしません。

 

どちらかというと罪悪感を感じています。

 

本当は、腹がたっているのではないのです。

 

本当は、【欠ける、ママのこの気持ちわかってよ!】なのです。

 

一見怖いママでも、心は乙女なのです。

 

小さい頃ママのお母さんから感じていた、私の事わかってくれない悲しさ、寂しさ、むなしさ、

色々我慢していた感情も一緒にドバっとでてくるのです。

 

ママもね、本当は欠ける君が、楽しそうにイキイキと

好きな事をやっている姿が好きなのです。

 

なので、少々は目をつむります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初のスタンプを押した時点では、言わないで我慢しようとママが決めたはずです。

 

自分が我慢すると決めたのにいつの間にか、忍耐する私、子供にうるさくいわない、

優しい理想のママの私は、被害者

 

あたかも、忍耐をママに強要させている欠ける君が、

いつのまにか加害者になっている事に気付いてください。

 

欠けるの為に言いたい事を我慢しているのよと

スタンプが貯まるにつれて

悲劇のヒロインモードが高まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その為、ママが望んでいる事は、欠けるがママのこのガマンしている気持ちを察して欲しい。

 

そして、欠ける君が自分から

「ママは、僕に注意しないよう相当我慢しているんだから、

僕もそろそろゲームをやめる時間だよね」

という理想的な言葉や行動を待っているのです。

 

欠ける君ママは、考えます。

この間まで、

女の子がいても平気で鼻くそをほじくっていた子が、

 

いきなり、大人の女の気持ちを察するナイスガイになるでしょうか???

ムリムリムリ

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなパパでもできない高度なスキルを子供に要求するのは、

ママがダイエットをしようと決めても、

何度もくじけてしまうのと

同じくらい難しい事だと気づいてください...

 

ママが勝手にナイスガイになる事を期待していただけで、

そして欠ける君が、その期待に応えるほど成長していないだけです。

 

ママが、小さい時にママのお母さんに対してすねたように

ママの気持ちを気にかけてくれない欠ける君にすねているのです。

 

冷静に・・・なってください。

 

ダンナの子ですよ汗汗

(ゴメンナサイあせる言いすぎました。)

 

ママは、この不毛な繰り返しを無意識にやっているのです。

 

ママが期待していたものは、ママが気にかけたら反応が返ってくること

 

ママの気持ちをわかってくれずにゲームに熱中して、

ママが話しかけても無視することは、耐えられないのです。

 

欠ける君がゲームに夢中になってママを無視している状況は、

小さい頃欠ける君ママのお母さん(おばあちゃん)が、

ママの気持ちを無視している状況と同じです。

 

そしてスタンプが貯まってドカーン最中は、

ママの心は、タイムマシンに乗ったようにスーッとワープして、

 

小さい頃、お母さんがわかってくれなかった時の

悔しくみじめで切なく、すねた気持ちに勝手になっていきます。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

欠ける君は、ママがタイムマシーンに乗って子供の頃の切ない心になっているなんて気が付きません。

 

鬼に変身したとしか思えません汗

 

ママの頭の中は、無意識にタイムマシーンに乗ります。

 

そして、

ママのお母さんにかなえてもらえなかった気持

小さい頃の満たされない気持ち

私の事わかってくれない悲しい気持ち

 

そして能面のような顔をしたおかあさんが怖くて怖くて仕方なかった気持ち

 ガマンさせられた怒りの気持ちがよみがえり

欠ける君に怒り続けます。

 


 

 

ママはこれを感じている間、怒りがとまりません。

ちなみにカウンセラーは、ママがこの切ない気持ちを

今後、感じないようにするためにあらゆるスキルを駆使します。

 

結構テクニックがいりますあせる

 

ママが、お母さんに小さい頃言えなかった本当の気持ち

私の事わかってよを今、

大声をあげて罪のない欠ける君に言っているだけなのです。

 

欠ける君は、ママにそんな切ない満たされない思いが、

今だに残っているなんて知りもせず

のんきにゲームを続けます。

 

ママ!冷静になってくださいビックリ

 

欠ける君は、この間まで女の子の前で鼻・・・・

そして、だんなの、、、

なのです。

 

こうして、ママが自分の問題を解決しないままだと

欠ける君もこの家系に代々伝わっている

スタンプカードの法則を引き継いでいくことになります。

我慢して我慢してどかーーーんとでる法則です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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