『私も子供も人生あきらめたくない』
忙しく働くママの為の
メンタルカウンセラー
はなさき はなです
人生何が起こるかわかりません。
調子いいな~と思っていても、今回のコロナのように前代未聞の事態にどうすればいいかわからない事が、それぞれの方の人生にも起こってきますね。
東京オリンピックが開催・ワクワクしますね♫
東京オリンピックが始まる前日に成田に行かなければいけなくなりました。
今までコロナの影響で、留学中の大学生の娘が日本でオンライン授業を大学の授業を受けていましたのですが、
留学先に戻るために成田まで車で送る事になりました。
連休でオリンピック開会前日で、ひどい渋滞と空港での混雑を予想していました。
もし渋滞で動けなくなったらいけないと、途中の駅から電車で移動するシュミレーションをたてたりもしていました。
昨日の成田までの道のりは、
ここは、本当に東京なのかしら・・・と思うほど、高速道路をスイスイ進むことができました。
そして成田に着いても、ほとんど車がありません。
きっと2年前の成田だと海外に行く日本人でごったがえしていたと思います。
昨日は、がらーんとしていてほとんど人がいませんでした。
EUが日本からの観光客受け入れを許可したとニュースにあったし、
国際線CAのクライアントさんも去年は、仕事が休みの日が沢山あったけど今は、平常通りに勤務していますと言われていたし、
夏休みが、前日から始まったばかりだし、ワクチン接種も進み
海外が好きな方は、長期滞在で行く人もいるのだろうなと思いました。
しかし
去年のコロナの戦々恐々とした時期とあまり変わらないくらい人がいません。
すいていたので、娘は、スムーズに出国できるだろうなと思っていたのですが、
航空会社のカウンターで、スタッフの方が難しい顔をして娘と話しをしています。
心配そうにのぞき込む私に娘は、「大使館のHPも学校にも確認したから大丈夫だから」
と言っています。
担当の窓口の方が、相変わらずむずかしい顔で、画面とにらめっこしています。
そして、他のスタッフの方にも相談して、3人のスタッフの方が顔を突き合わせて、あれやこれや話しをしています。
しばらくスタッフの方が話しあった後、
英語で書かれた文章を見せてもらったのですが、受験英語しかやっていない私にはチンプンカンプン。
と同時にこれを読みこなしている若い彼女達は、スゴイなと思いました。
そして、「レジデンスカードの残日数が足りないので、出国できません。」と言われました。
毎日航空会社で、出国条件が変わっているらしく、昨日は、良かったのかもしれませんとの事でした。
そんなアホナ。。。
娘は、大使館のHPや国のHPを見せて必死に説明していますが、
大使館の条件があっていても、入国する国の条件があっていてもコロナ禍で航空会社で毎日でる基準を満たしていないと飛行機に乗れないとの事。
もし乗ってその国に着いたとしても、強制送還される可能性があるとの事でした。
強制送還なんて、密入国や適切な就労ビザをえていないなどのイメージがあり、
マジメな学生でも
こういう時には強制送還されるんだと初めて知りました。
娘自身も色々調べて、万全だと思っていたそうですが、
毎日変わる条件の事は知らずにいました。
コロナ前では、飛べるのが当たり前だったので、
空港に来ても飛べない、そんな事があるなんて 汗
そして、「やっぱりこれでは、いけないようです。」と今まで強気に対応されていたスタッフさんが、
「申し訳ありません」と深々と頭を下げておっしゃいました。
「いえいえあなたのせいではありませんよ。」と心の中で呟きました。
隣の家族も条件を満たしていなかったようで、かなり喧嘩腰にスタッフの方とやりあっていましたが、
彼女たちは、イジワルで飛行機に乗せないわけじゃないんです。
自分のせいではないのに、謝らないといけないこのお仕事大変だなと思いました。
うがった見方をすれば、日本だからこんなに小さな規定を徹底的に守るのかもしれません。
案外、入国する国は、入れてくれるのかもしれません。
しかしここでOKになって、出国できても入国でダメだとそこで外国人スタッフ相手に怖い思いをしそうです。
それを考えたら、一か八かで行くには、ギャンブル性が高いです。
ちなみに強制送還になると日本に帰るためのチケット代は自腹で、
娘は、片道切符しかもっていないので、タイミングによっては、
かなり高額になる事もあるそうです。
おお コワい(^-^;
今回、娘は、帰る時間に余裕をみていたので良かったと
止めてくれた航空会社のスタッフさんに感謝しながら、成田を後にしました。
スタッフの方から、「コロナ禍も落ち着いたので、チケット変更手数料は、かかります。」とキッパリ言われていたのですが、
「手数料がかからないよう電話で交渉するから」という娘に留学するって交渉事が強くなるんだと改めて思いました。
留学されている方は、コロナ禍での海外渡航は、通常と違うので、充分余裕をもって出国する計画をたてる事おススメ致します。