ママの心が暴れん坊になる理由

毎日暑い中、家事に子育て

 そしてお仕事お疲れ様です。

 

アジサイは、育てやすくて

去年のアジサイを今年は、

立派に咲かせました。

というお話しを

クライアントさんから聞いて

早速アジサイを買いました。

 

 

 

 

アジサイを買って

自転車のカゴにのせたら

ふんわり咲いているアジサイに

心がワクワクして

とても幸せな気分になれたので

写真をパチリと撮りました。

 

カウンセリングを受ける

クライアントさん達は、小さい頃から

まじめで、いい子です。

 

今まで、自分より自分以外の人を優先して生きてきたので

これからは、自分を優先して、いやして喜ばせてあげて欲しいと

伝えています。

 

週に1回でもワクワクすることを

実践してみて下さい。

 

自分を優先することが、自分を大事に思えてきて

スカスカの心の貯金をためる事ができ、

日常の小さな事で幸せを感じる事ができるようになります。

 

 

何かが上手くいかない時は、

先ずは、心の貯金を貯めていきましょう!

 

諦めないカウンセリングでは、

カウンセリング前に

クライアントさんと質問と対話積み重ねて

今までクライアントさんの無意識の領域の中にある

マイルールをコツコツ見つけていきます。

 

今回、クライアントさんの了解を頂きましたので、

こちらに掲載させて頂きます。

 

クライアントのAさんは、

お子さん達が安心して成長できるために

子供達の心に寄り添えるお母さんになれるよう

自分の課題に向き合って

頑張っておられます。

 

とても努力家なので、

仕事に関係のある資格を頑張って取得されたり

人が嫌がる仕事も率先してやるそうです。

 

人間関係も上手くいくように相手に気を使っていて、

相手を立てる言葉かけもできる方です。

 

ただ、職場では色々なタイプの人がいます。

 

自分が努力していても足をひっぱってくる人

心ない言葉をはいたり、

イジワルをする人もいます。

どこの職場でも

常識をもった大人もいれば、

そうじゃない人もいます。

 

その為、

他人が自分の境界線内にズケズケと入らないように

線引きする力や

相手をフカンしてみる力をつける練習をしています。

 

Aさんは、人並み以上の努力ができる方ですが、

何か不安なでき事が起こると自分で対処できずに

心が暴れます。

 

自分の心をコントロールできずに苦しんでいました。

 

お子さんが友達関係のトラブルに巻き込まれた時に

どう対処していいかわからず、

とても不安になったり、

悪い未来予想をしておられました。

 

 

心が暴れだすと

誰かに、この不安な気持ちをわかって欲しい、

この不安な気持ちを

誰かに何とかして欲しいと思い、

いてもたってもいられなくなって

おられました。

 

人生、いつも順風満帆な事ばかりではありません。

突然、嫌な事や

思いもしなかった事が起こったりします。

 

その都度、不安になって、

友達や職場の人に連絡をとってしまい、

話しを聞いてもらったりすることを

くり返されていました。

 

いくら話しを聞いてもらっても

問題は、解決しません。

 

心が暴れん坊になっているのを

おさえることができません。

 

自分の欲しい言葉、

安心できる言葉をくれる人は

なかなかいないので、

余計、むなしく不安になり悪循環が始まります。

 

これが、落ち込みのプロセスのスタートです。

 

話した事を色々考えて

ああ言えばよかった

あんな事言わなければよかったなど

色々考え始めると

もっと落ち込んで、沼に入り

あがってこれなくなります。

 

カウンセリングをしていく中で、

誰かにわかって欲しいと

不安を話すという行動は、意味が無い事、

問題を解決しない事だと気づかれました。

 

他人に分かってもらっても意味がない事

自分が大人として

自分の心の面倒をみる事が大事だと

気づかれました。

 

かつての私もそうだったな・・・と思いながら

この苦しい状況を作っている原因を見つけるのが

私の大事な仕事の一つです。

 

質問と対話やカウンセリングをしながらコツコツ

絡まった問題をひも解いていきます。

 

その中でみつかった

Aさんが握りしめて離さないマイルールは、

「私が何とかしなきゃ」

でした。

 

このマイルールを握りしめて、

離さないためにムダな努力をして

人間関係で自己犠牲、

過剰適応をして

クタクタになっていると

自分をフカンしてみることができました。

 

マイルールに従った

無意識の行動は、

小さい頃からくり返してきていて

自分では、当たり前の思考、行動なのですが

このマイルールのおかげで苦しい出来事が起こっていることに人は、気づきません。

 

だからカウンセラーがみつけるのですが、、、

 

さあ

カウンセリングでまずやることは、

「私が何とかしなきゃ」

というマイルールを

なぜ取り入れたかを見つける事です。

 

カウンセリングの中でみつかった

Aさんが握りしめて離さない

『私が何とかしなきゃ』

というマイルールを

クライアントさんは、

なぜ取り入れたのでしょうか?

 

クラアイントAさんのお父さんは、

会社で嫌な事があると

家で会社のストレスを発散させる方でした。

 

 

お母さんは、そんなお父さんの対応で毎回、苦労されていました。

 

そして、いつも悲しい顔をしていたそうです。

 

Aさんは、お父さんが暴れだすと自分の部屋に逃げていたそうです。

本当に怖い思いをされていました。

 

 

怖い思いが、沢山ココロのタンクに入っているので、

今でも何かあると過剰に恐怖を感じます。

 

何か小さな不安な出来事が起こると自分で対処できずに

心が暴れてしまいます。

 

怖いが沢山すぎて

小さい頃のようにパニックになってしまうのです。

 

カウンセリングでは、

怖いを我慢せずに

放出していきます。

 

さあ

タイムマシンにのるようにカウンセリングで、

小さい頃のAさんに戻っていきます。

 

 

(ここから、カウンセリングで子供に戻った

クライアントさんの事をAちゃんと書きます。)

 

お父さんが、いつ暴れるかはわからない家で

怖い思いをしながらも

小さなAちゃんは、泣きながら話してくれました。

 

「私は、さびしかった。」

 

「私は、暗かった。だから友達と上手くいかなかった。」

 

「私は、お母さんを悲しませちゃいけないと思ったから、

 自分が寂しい時に

  寂しいって言えなかった。」

 

「お母さんの悲しい顔を

見たくないから

お母さんを悲しませないように自分は、我慢していた。」

 

「根っこには寂しい思いがたくさん詰まっていたけど

でもその寂しい思いをお母さんにはうまく伝えられなかった。」

 

「お母さんが本当に大好きで、なんとかしたかった。」

 

これが、Aちゃんの純粋な思いです。

子供の頃に戻って涙がでてきます。

 

 

そして、お母さんが泣かないように

お母さんが悲しい顔にならない為には、

「私が何とかしなきゃ」という

マイルール=自分を縛る法律を身に付けたのです。

 

小さなAちゃんが、

「私が何とかしなきゃ」

 けなげな事を思っているなんて

お母さんは、全く気付いていません。

 

Aちゃんがお母さんから欲しかったものは

「寂しかったね」とAちゃんの気持ちを受け入れてもらう事。

 

「お母さんの悲しい顔を見たくないから

お母さんを悲しませないように自分は、我慢していた。」

 

とお母さんのためにガマンしていたこの気持ちを

お母さんにわかってほしかったんですね。

 

 

しかしAちゃんのけなげな気持ちを

お母さんがわかることはありません。

 

ここでAちゃんの寂しい気持ちをお母さんが満たしていれば、

自分の気持ちを伝えれば

相手に伝わるという成功体験を

積むことができたのですが、

伝えても「そうだったの」としらばっくれるお母さんの反応で

状況は変わらない

という経験ばかりしているので

大人になっても何か問題があった時に冷静に自分で考える前に

心が暴れ

どうしていいかわからずに

パニックになってしまい、

冷静に自分の気持ちを考えて伝える事ができません。

 

 

 

結局、伝え方もわからないし、

伝えても受け入れてもらえないと体と心が覚えているので、

ガマンします。

 

ガマンして、ガマンして、

感情のタンクがいっぱいになってから

突然、相手にぶちまける事が多くなってしまうのです。

 

「私が何とかしなきゃ」というマイルールを持ちながら

私が何とかできないという現実の葛藤

 

「私が何とかしなきゃ」マイルールを持っているがために

葛藤が生じて

苦しんでいくことになります。

 

子育てで子供の問題が起こった時、

自分で対処しようと思ってもできない事があります。

 

それでもAさんは、「私が何とかしなきゃ」発動します。

 

自分で対処できない時

ご主人にどうにかして!と

投げだしたい気持ちの時、

たまたまご主人が、仕事で疲れて

話しを聞いてくれずに

何とかしようと頑張っているAさんをわかってくれない時に

心が暴れてきます。

 

ぶちまけると、ご主人から

「お父さんに、似ちゃったね」

という言葉を言われます。

 

ここから、やっぱりだれも分かってくれないんだという

小さい時の悲しさや寂しかった気持ちがあふれてきます。

 

心の中で、ヒューと幼児期のAちゃんに戻ってしまいます。

 

外側から見たらわからないのですが、
体は、大人のAさん

でも心は、子供のAちゃんに戻るのです。

 

小さい頃の埋められなかった寂しかった思いがあふれてきて

自分では止められない感情が爆発していきます。

 

子供の頃に戻らないように未解決の問題未完了の感情を完了するのがカウンセリングです。

 

ちなみに誰でも未解決の問題未完了の感情をもっているので、無意識に幼児期に戻りますよ。

 

実は、みんな気づいてないんですが、なんで、あんな事したんだろうや

自分で止められない感情が出てきたとき、幼児期に戻っています。

 

 

 

小さい頃からお父さんのようにお母さんに迷惑をかけないように

悲しませないように

色々我慢して努力してきたAさんにとって

「お父さんに、似ちゃったね」

この言葉は、言ってはいけない言葉でした。

 

小さい時に決めたマイルールは、

潜在意識の奥の奥に入っているので、

大人になった今、覚えていません。

その為、無意識に上手くいかない行動をしていたりします。

 

人間は、行動を間違うものです。

 

間違った行動と

その人自身の存在価値とは関係ないので、行動を変えていけばいいのです。

 

 

 

諦めないカウンセリングでは、クライアントさんのマイルールをみつけ

クライアントさんの現実が上手くいかない無意識の行動を見つけ

新しい行動の提案をして、

実際に練習をしていきます。

 

親が、子供の存在価値を否定していたら、自分も自分の存在価値を否定する事を引き継いで

存在価値を否定する行動を繰り返すようになります。

 

それだと自己肯定感がいつまでも身につかないので

少しづつ心の貯金を貯める練習をしながら

自己肯定できる習慣を身に付けていただきます。

 

 

 

ブログでは、その流れをみて頂ければと思います。

 

大人だと自分でなんとかできる事と

自分でなんとかできない事を

判別して動くことができるけど

 

小さな頃の未熟な脳で決めたマイルールをいつまでも握りしめていると

大人のような判断はできません。

 

幼い頃に決めたマイルールが多ければ多いほど、

大人になると「~すべきや、~しなければいけない」と自分をしばっていく事になります。

 

そして、そのマイルールは、他の人から見たらおかしな事でも自分にとっては、ずっとやっていることなので、おかしいとは気づかないのです。

 

自分が持っているおかしなマイルールや上手くいかない行動に気付くのは自分をフカンしてみる練習が必要です。

 

それができるのが、あきらめないカウンセリングです。

 

さて、

Aさんが、小さい時に決めた「私が何とかしなきゃ」という

マイルール=自分を縛る法律を持つことによって、

色々、困った事が起こってきます。 

 

ご主人が疲れて帰ってきたときでも、

「私が何とかしなきゃ」のマイルールを発動して

ご主人に子供や職場の問題の相談をしたくなります。

 

ご主人がちゃんと聞いてくれなかった時、Aさんの心が暴れます。

Aさんの態度にご主人から

「父さんに、似ちゃったね」

「Aは、気が短い。」

と言われます。

 

ご主人からこの言葉を言われた瞬間

ひゅーっと

みじめな気持ちで、すねた幼児期のAちゃんの心に戻っていきます。

 

 

なぜなら、未解決の問題を解決しないまま未完了の感情がココロの中に残ったままだからです。

 

体は大人でも心は子供のAちゃんにひゅーと戻っているため、

相手に自分の気持ちをどう伝えていいかがわからず

わーッと言い返して

パニックになってしまいます。

 

特に分かって欲しい人には、なおさらです。

 

 

カウンセリングでは、「お父さんに似ている」と言われた時のA さんの心の中をたずねていきました。

 

Aさん:「ああは、なりたくないと思っているお父さんに似ているって言われるなんて、すごく傷つくしすごく悲しい。」

 

「その一言で決めつけられるのは悔しいし 腹が立つ。」

(本当にそうですね。そこは、怒りを感じていい所です。)

 

「お父さんとは全然違うから決めつけないで、

私の全てを見てから決めて欲しい。」

 

「勝手な物差しでお父さんと同じにしないで

大嫌いなお父さんに似るはずはない。」

 

わかってくれなかった感情を本音の言葉ともに思う存分吐き出してもらいます。

そしてAさんから、

「私ってお父さんに似てるんだっていう風に思い込まされてきた。」

という言葉がでました。

 

つまり、お母さんがAさんが小さい時から、

「Aは、お父さんと似ている」と言っていたのです。

 

お母さんを悲しませないように頑張っているAちゃんなのに

お母さんにわかって欲しくて努力しているのに、

お父さんに似ているって言うお母さんの言葉に

どれだけ深く傷ついたか・・・

 

 

表現できないくらいの

悲しさや怒りを感じたでしょう。

 

Aさんは、怒りを感じても

ガマンする習慣をつけます。

 

「お父さんに似ている」と言われないように他の出来事で、

理不尽な事を言われたりされても怒りを表現することができなくなってしまっていました。

 

親から禁止された感情は、子供は、忠実に守ります。(けなげですよね・・・)

 

 

カウンセリングで親から禁止された感情が見つかったら、これから禁止しないでいいように解放していきます。

 

人間から自然とでてくる感情を禁止すると自分が自分の人生を生きていないように感じるようになります。

 

常に誰かの顔色を伺い下手にでる事になるので

自分のホンモノの感情を感じるのはとても大事です。

 

Aさんは、怒りを小出しできずに

ガマンするから怒りのスタンプが貯まって爆発しているのです。

 

貯まった怒りが爆発しそうになった時、また「お父さんに似ている」と言われたら嫌なので、怒りをもっと我慢する。

「私が何とかしなきゃ」のマイルールがあるからお母さんに迷惑をかけないように我慢する。

 

例えるなら、オナラを出したくても我慢しているお腹の状態です。

 

お腹がパンパンだけど出せない状態で生きているのを想像してみてください。

かなり苦しいと思います。

 

「お父さんに似ている」と言われないようお父さんに似ないようにお母さんの顔色を見ながらの生活。

 

Aさんは、「自分に自信がない」と言う言葉が良くでてきます。

 

一番、自己肯定感を高めていける子供時代に

暴れるお父さんを怖がりながら、

そんなお父さんに似ていると言われたら小さな子の頭は、混乱しますよね。

 

自分は、自分であってはいけないと言われているようなものです。

 

常に自分の行動、思考は合っているか、誰かに確認しないといけなくなります。

 

自分で考えて行動できないので、自信なんてつきません。

 

Aさんは言います。

 

「だからワカッテちゃんになって、

色々な人にわかって!わかって!をしてしまうんだ。」

いい気づきがきました。

 

大人になった今も自信がないから、自分の行動は、これでいいのかご主人に確認しないと不安になっていたのです。

 

不安だからすぐ聞いてほしいのにご主人が聞いてくれないともっと不安になって心が暴れるのです。

 

Aさんは、人に分かってもらうためにたくさんの努力をしておられています。

 

父さんに似ないために人がやらないことまでやって努力されています。

 

ただこれは悪循環です。

 

努力すれば努力するほど見返りが欲しくなります。

 

でも自分が思ったほどの見返り承認欲求は満たされません。

 

クレクレが加速する事になります。

 

ほめられるように努力しても

心の貯金が貯まるほど、

他人は、認めてくれません。

 

そしてやっぱり私はダメなんだ、やっぱり自信がないと悪循環に入って生きている事を上から見てもらいます。

 

そして、大事な事は、お母さんとココロの母子分離をしてAさんのお母さんの行動をフカンしてみる事です。

 

実は、お母さんにも裏の目的があったのです。

 

(ブログ内で、カウンセリングの場面もでてくるため、大人のAさんと小さい頃のAちゃんと区別して表現しています。)

 

Aさんのお母さんが、仕事で嫌な事があると暴れる「お父さんに似ている」と小さなAちゃんにいう裏の目的は、何だったんでしょう?

 

お父さんに似ていると言えば、Aさんを黙らすことができます。

 

お母さんが、子供を黙らせるときにやる方法です。

 

自分の思った通りにしない子供に対して、罪悪感の地雷を埋め込んで一発で黙らせる方法です。

 

いう事を聞かない子供に対して「あんたは、お父さんに似ている」という事はよくあります。

 

確かに子供は、親に似ている所はあります。

 

ただ、これから成長して変わっていく小さな子供に対して、決めつけて言う言葉ではありません。

(親から決めつけられた事をずっと気に病んでいる方も多いものです。)

 

日ごろ温厚で、お母さんが大好きなお父さんに似ていると言われたら嬉しいでしょうが。

 

日ごろ散々、家族に迷惑をかけて泣かせるお父さんに似ていると言われたら、子供としては、かなりショックだと思います。

 

【子供に罪悪感を入れて親のいう事をきかせる子育て】

どこの家でも代々引き継いでいる子育て習慣を変えていく事も大事です。

 

よくある事例ですが、心に余裕がなく大人になりきれていないお母さんは、お父さんやママ友、親の悪口を子供に言っていたりします。

 

子供が、小さい頃、親の愚痴のはけ口(ゴミ箱)になっていると後々人間不信や他人からもゴミ箱扱いされて悩んでいたりする原因だったりもします。

 

その子が大人になって、自分が他人のゴミ箱になる理由がわからず、自分が悪いと自分責めをして苦しんでいたりします。

 

お母さんは何気なく言っていますが、子供に大きな地雷を埋め込むことになるので、できればオトナの愚痴を子供に言わないであげて欲しいです。

 

今の時代、賢いママ達は、愚痴を子供や噂が広がるママ友に言うのではなく、カウンセラーやセラピストなど心理職の方に話して解決されていかれます。

 

わざわざ自分の子供に罪悪感地雷を入れたくないと思っています。

 

Aさんは、人生が上手くいかない子育ての世代連鎖をしない事も意識してカウンセラーを活用しておられます。

 

さて、カウンセリング内で、小さい頃のAちゃんの様子を

大人のAさんが、第三者の目で、フカンしてみてもらいます。

 

お母さんと同じ目線で、大人のAさんが

小さい頃のAちゃんの様子を見てもらいます。

 

この小さな自分がとてもけなげに親を思っている様子を見ます。

 

と同時にリアルな親子のやり取りを知ります。

 

 

そして親にほんろうされている小さな自分を「ひどい状態だ」「かわいそう」「どうにかしてあげたい」と感じます。

 

これから、AIが発達してくるともっとリアルに潜在意識にある脳の記憶を映像化していく事も出来るようになるのではないかと思います。

 

正直、子供には見て欲しくない映像ですね(;’∀’)

 

自分で小さい頃の自分をみて、自分を大事にしてくれない親をあてにせずに自分で自分の面倒を見ろうと思うようになります。

 

大人の自分が親を対等になって見た時、親が、全く大人じゃない事に気付きます。

 

 

親によっては、自分の利益の事しか考えていない親だったと気づく場合もあります。

 

今まで、親をココロの中で頼っていた自分は、危険な生き方をしていたと気づかれる方もいます。

 

もう親を理想化して小さい頃もらえなかった愛情を求めるより

自分が大人になって、自分で自分を守って、大切にしてあげたほうがいいと思います。

 

 

なぜお母さんが、「お父さんに似ている」と言ったのか裏の利得を知ることが 大事です。

 

その為に子供時代の自分とお母さんのやりとりを再現してみてもらいます。

 

そうやって、親の現実を知る事ができます。

 

親に頼っていたら、ヤバイぞと気づきます。

 

お父さんのようにならないってずっと努力して頑張っているんだけど我慢して我慢してガマンの限界が来た時に怒りがでてしまうAちゃんは、本当は、怒っているばかりではないのです。

 

抱えきれないくらいの分ってくれない悲しみをガマンしているのです。

 

 

親にこの気持ちをどう伝えたらいいかわからないだけだったんです。

 

こんな小さな自分が親に自分の気持ちを適切に言う事ができなかったのは、当たり前の事だったんです。

 

親によっては、子供の気持ちや言いたい事をちゃんと聞いて、感情を受け入れてくれる親も世の中にはいるんですよね。

 

それがたまたま、うちの親は、それができない親だった。

 

残念ですが、それを受け入れます。

 

分かってくれない親は、カウンセリングを受けるや何か大きな出来事がないと変わりません。

 

自分で、いい大人なのに、「いまだに母親に好かれたい気持ちがある」

これも認めて「母親に認めらて好かれると言う幻想」を捨てていきます。

 

カウンセリングが進んでいって、自分とお母さんのやり取りを上からみて、Aさんは言いました。

 

「お母さんが勝手にお父さんに似ていると思ってればいいんじゃない。」

 

「私はそう思わないから。」

 

「お母さんは、私の一部しか見ていない。」

 

はなさきが、

「これからお父さんに似ちゃったって言われた時どう対応すればいいかな?」

と聞いたら、

「私は似ているとは思っていない。

 

私はお父さんみたいな怒りを出してない」

「本当は、悲しみが怒りに変わって、だしただけで、

私が伝え方を間違ってしまっただけ

言い方が強いだけ」

と小さい頃から我慢していて言語化できなかった言葉がでてきました。

(わかってが強いから、言い方が強くなっているんですよね)

 

自分が小さい頃の自分の言動や気持ちをカウンセリングでみて、感じる事ができて小さい頃のAちゃんが言えなかった事を言葉にできると、心がスーッとして落ち着きます。

 

 

小さい頃からどう言っていいかわからないけど心に残っていたモヤモヤした思いは、

無意識の中から意識できるように自分で知る事ができ、未解決の問題が解決しました。

 

これから、自分の欲しい現実を創っていくために練習をしていきます。

 

【ご主人に話しを聞いて欲しい時に聞いてもらうにはどうすればいいか】をはなさきと一緒に考えていきます。

 

カウンセリングの中で出てきた言葉

「あなたが聞いてくれるなら私はちゃんと説明できる

だからあなたが時間の余裕がある時に聞いてほしい。」

「それで解決方法を一緒に考えて欲しい

私は問題提起をしているだけだよ。」

この言葉を素直に伝えて

今後、「お父さんににちゃったね」と言わないで、と冷静に頼むことにしました。

 

自分の小さい頃を思いを出して、我慢していた感情をカウンセリングで吐き出すと

子供のままだったAさんが、大人のAさんになり、するすると相手に伝わる言い方を考えて、口から出すことができました。

 

 

 

本当は、親が、20年くらいかけて自分の気持ちを相手に伝える方法を子供に教え育てていくのです。

 

親がゆっくり子供の話しや感情を受け止める余裕がない。

 

その親の親も子供の感情の受け止め方や話しを聞く方法を親からやってもらってないので

代々相手に伝わらないコミュニケーションの世代連鎖を引き継いでいくんですね。

 

喧嘩コミュニケーションだと自分の欲しい結果は手に入らないんだ。

 

欲しい結果を手に入れるには、小さい頃から無意識にやってきた方法ではなく違うやり方があるんだと腹に落ちます

 

あきらめないカウンセリングでは、実践的な方法も提案させて頂いてクライアントさんと一緒に試行錯誤する練習をしていきます。

 

こうやって自分の気持ちや考えを冷静に伝えると相手も嫌なこと言わずに対応してくれます。

相手に伝えて、相手が受け入れてくれたという成功体験が、心の貯金をふやしていき、自己肯定感が高まり、幸せを感じる事が多くなっていきます。

 

そして、対等になったお母さんには、メールで「お父さんに似ていると二度と言わないで」と頼むことにしました。

 

「お母さんに分かるか分からないかわかんないけど

私はお父さんに似ているとは、全く思っていない。」

 

「私は、お父さんとは違った方向を見ているし

解決できるように努力をしているから」

 

「お父さんの 気の短さとは違う。

 

きちんと怒りや不安の説明をする努力をしているので

一緒にしないでほしい。」

 

カウンセリングで出てきた小さい頃のAさんが我慢してきた言葉をそのままお母さんにメールで伝えます。

 

ここでお父さんと一緒にしないで欲しいと言う

小さい時の未解決の問題を解決することができました。

 

お母さんに伝えることによって

「私はお父さんとは違う」とやっと言えることができました。

 

お父さんと違って私は努力してきたという自信も再認識することができました。

 

Aさんの心の貯金にチャリン♫と大きな自己肯定感のスキルが貯まりました。

 

 

 

 

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